ここ数年「サ活」が流行ってますね。かくいう私も時々サウナに行っています。
タイトルにもある「ととのう」。そもそも「ととのう」って何?というところからの人もいるかと思います。サウナブームになってから言われ始めた比較的新しい言葉な気がしますが、世に出てきたのは2011年頃だそうです。10年以上も前...。
一般的にサウナでのルーティンは「サウナ→水風呂→外気浴」で、これを2-3回繰り返します。高温のサウナで滝のような汗を流し血管を目一杯拡げた後に低温の水風呂に入ると拡がっていた血管が一気に収縮します。するとサウナと水風呂で活性化していた交感神経が、外気浴をすることで一気に副交感神経が活性化します。結果的に外気浴の時に体がふわーっと浮いていくような感覚になります。これが「ととのう」ことだと言われています。
私も初めは友人に教えられて体験してみたところ、ふわっとした感覚になり、非常にスッキリとしたのを覚えています。ただ、調子に乗って長時間サウナに入り続けたり、いきなり全身から水風呂に入ったりすると脱水や心停止などの事故に繋がりかねないので、節度を保った楽しみ方で今後も楽しみたいと思います。
薬剤師 春原