昨年生誕65周年を迎えたミッフィー。オランダのデザイナー、ディック・ブルーナ氏が描いた絵本の主人公として登場するウサギの女の子で、母国では「ナインチェ」という名前で呼ばれています。日本名は「うさこちゃん」ですが英国で付けられた「ミッフィー」が主流の呼び方になっていますね。大人になってからその魅力にはまりグッズを集めるようになりました。特に1980年代以降の丸耳のデザインが好きで、コロナ前は限定グッズを求め関西まで足を運んだこともあります。
絵本には生みの親であるブルーナのこだわりが詰まっていて、特に重要とされているのが「ブルーナカラー」と呼ばれる色味です。白・黒以外に使うのは6色のみで、色のひとつひとつに意味があり、嬉しい・幸せ・自然・悲しみ・不安などを表現しています。どれも主張が強い色ですが、隣り合うとお互いを引き立てあい計算しつくされたバランス。何がどの色で表現されているか、色使いに注意してみると世界観をよりいっそう楽しめそうです。
栄養士/登録販売者 土屋